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今日も又薄暗い此の部屋で目覚める。
快楽でのみ満たされた此の部屋で……。
鎖で繋がられた俺の足は、此の部屋から出る事を許されない。
快楽で繋がられた俺の躰は、アイツを拒む事は許されない。
いつまで続くのだろう?
何度同じ事を考えただろう?
昨夜ジーパン汚したまま脱いでいたのが、洗い立てであろう まだ癖の付いていないジーパンが履かされていた。
俺が眠った後にアイツが履かせてくれたのだろう。
何で優しくするの?
何で冷たくするの?
どっちが本当のアイツ?
どっちが偽物のアイツ?
解らない…解らないけど、時折アイツはとても愛おしそうに俺を見ているのも事実。いつも優しいけど冷たい声色なのも又事実。
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