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「いっせいのうで!!」 勢い良く 腕を伸ばしピースに触れるや否や全てのピースは光になり カインの体を包んだ
カインはそのまま 眠った 数時間ねたのだろう 夜になっていた 起きるや否や ルシファを呼んだ 「ルシファ!」
ルシファは居なかった カインは正面を見ると 聖堂の大きなガラスにはルシファに似た鳥が描かれていた
実はルシファはこの世界の鳥ではなく『導きの鳥』という 神の使いだった が カインの側には確にルシファの羽が一枚堕ちていた その羽は 蒼く煌めき 淡い光を放っていた
そしてカインはその羽を記憶を取り戻してからも 死ぬまで 肌身はなさず 持っていたそうだ いつかまためぐり会える日を信じて
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