亀裂

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私が部室で一人泣いて居た頃、グラウンドでは… 「おぃ!クソ猿!!」 モ「はっ、はい!!」 「お前この間も灑と一緒に走ってたよな?」 モ「はい…。」 「テメェに忠告したよな…」 モ「…はい。」 瀬「で、でも今日のは急いでたし;灑ちゃんが『大丈夫♪』って言ってッ -ガシッ- 「言い訳すんのか?クソ餓鬼…アイツは『何してんのっ!!?』 私はトボトボとグラウンドに向かう道を歩いていた…。 (……!!?) 目の前には胸倉を妖一に掴まれた瀬那君が居た…。 『どういう事?何が有ったの…?』 「テメェには関係ねぇ…。」 『妖一、瀬那君を離して…。』 いつまでも離さない妖一に腹が立ち、-キッ-と睨んだ。 -ドサッ- 瀬「ゲホッ…ケホッ;」 『大丈夫?;』 瀬「う、うんw;」 『あっ、血が出てる…。手当てしに行こ?』 私は瀬那君の手を取り、部室の方へ向かった。 「何処に行きやがる…サボる気か?」 『サボらないよ…。これを最後の仕事にする。』 「あ゙…!?」 瀬「えっ?」 『私のせいでミンナが壊れて行くのは嫌だよ…。』 私は部室に向かって又歩き出した。。。
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