髪の毛

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ぶちぶちぶち……… 嫌な感触が伝わる。 慌てて掴んだ髪を投げ捨て椅子から飛び下りた。 パラパラと天井から髪の毛が舞い落ち、洗面台の上に落ちた。 「いゃあぁぁ~っっ!!」 あれが何だか分からない。 ただ、恐怖が支配して居た。 外に飛び出し、携帯電話で大家さんを呼ぶ。 部屋を調べた大家さんは、青い顔でどこかに電話を掛けて居た。
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