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その日も三女はクローゼットで
寝た
そしてまた金縛りになった
しかし今度は首から上が動いた
三女は勇気を振り絞って
動かない部分を見た
その瞬間三女は驚きのあまり
言葉を失った
三女の上に血まみれの女が乗っていた
三女は叫んで助けを呼ぼうとしたが
恐怖で声がでない
どんどん女は三女の顔に
近づいてくる
そして耳元でかれた声で女は
｢助けて･････
殺される･････｣
といった
三女はそれ以来クローゼットで
寝なくなった
その家はもう無いらしいが､
その女は今もその土地に
いるのかもしれない
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