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無理に押し付けた 気持ちと言葉
気付いてほしくて背中を向けた
不器用な僕に笑いかける君は
いつもより寂しそうにみえた
帰り道少し遠回り
離すタイミング分からなくて
繋いだ手 ぎゅっとにぎって
同じ道歩くふたり
見てる景色 きっと同じ色
言葉に出来ない僕を
君はただ抱きしめて
悲しみはきっと別々
だけどふたり泣いた
いつも見てる横顔
涙で濡れた頬にキスして
頭を 撫でてあげるから
少しでいい 僕の見えない心
信じてほしくて 僕は泣いた
冷えた心あたためるように
信じて隣いてくれる君を
悲しませた僕は
君の為にできる事 さがして
伝えたい気持ち感情を
また言葉にはできなかったから
話すことをやめて
またいつものように
そっと頬に、キスをした。
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