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「ねぇっ、そろそろ麻理の恋バナ聞きたいーっ」
「あたしは好きな人とかいないってばぁ。あたしはいいからサナの恋バナしてっ」
「麻理可愛いのに恋しないとかもったいないよー。うちは相変わらずだなぁ。もう1ヶ月も経ったのにケイちゃん手も繋いでくれないの」
「啓佑からのメールってゼッッタイ"早苗がさぁ"とかで始まるもん。サナにベタ惚れだよ、照れてるだけじゃない?」
麻理の言葉に早苗は顔を赤らめた
「麻理!お前早苗に余計なこと言うなよな」
「啓佑!」「ケイちゃん!」
「そんなに驚くなって…。ちょっと早苗借りるからな」
啓佑は早苗のセーターの袖を引っ張って歩いて行った。
充分ラブラブじゃん…。
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