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結局この3日間。
2人が交した言葉は一言二言。
「なんかあったの??」
と真剣に聞く菜都を振り切って春菜は屋上へ向かった。
―バンッ!!!
いきおいよく開けた重たいドアの先には、ただただ広い空が広がるだけだった。
いつもの眠そうな声も
一緒にかった香水の香りもない。
「―っ!!りょぅ…!!」
そのまま春菜はなき崩れた。
泣きはらした顔で階段をおりるとしたからよく知った声がした。
「いゃ…あのな。」
「考えてて!!!おねがい!!!」
涼が告られてた。
「まぁ…考えとく。」
もう目の前が真っ白だった。
病気が分かってなにもかもうまくいかない。
涼がさけるのも病気のせいでしょ??
もうどうしていいか分からないよ…。
。
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