入学式

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「…ふぇッ?…」 あたしが振り向くと そこには、 女の子が立っていた。 (…えぇー!?誰だよ!この子…ι) 正直あたしには 誰か全くわからなかった。 『覚えてないですか?同じクラスなんですけど…。』 (…なッ…なにー!?そんなん全くわかんないし!!やばい…やばい!!どうしよう…。) あたしは、凄い 慌ててしまった。 だって…誰かなんて わからないもん。汗 「んッ…ん~?ゴメンなさい。まだ、私クラスの子の名前全然知らなくて…。」 とりあえず、 ここは素直に謝るのが 無難だろう…。 『そうですよね!あたし☆明日香っていいます♪加藤明日香[かとう あすか]。よろしくね!!』 「うん♪よろしく~!!あたしは、森下唯だよ♪」 この時初めて、 あいさつした子。 この子があたしの人生を 大きく、とても大きく 変える事になる。 それが、あたしと 明日香の出会いだった。
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