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なんと先生に隠れて漫画を読んでいる馬鹿がいたのだ。
そいつの名前はカマドウマ。クラスのムードメーカーだ。
そして先生はそれに気付き、カマドウマの机の前まで行き漫画を取り上げた。
「よーうカマドウマ、漫画は面白かったかー?? だがもう漫画は読めない。」
そう言うと先生は漫画を表紙ごと破ってしまった。どれ程の力があればあんな技が出来るのだろうか。
「ごめんなさい、もう絶対しませんから・・・。」
涙を流しながら必死に謝るカマドウマ。
だが、先生は涙を流そうがどうしようが、おかまいなしだ。
「泣く前に、やった事に責任とれやぁぁ!!!! なぁぁぁ!!! カマドウマァァ!!!!」
先生はカマドウマの胸ぐらを掴んで宙に上げると、手加減なしの本気のパンチを顔面にぶち込んだ。
カマドウマはパンチをくらって後ろの黒板に吹っ飛んだ。
その衝撃で黒板は割れて粉々になった。
カマドウマはぐったりして意識がなかった。
「てめぇらぁぁ、ナメたマネしたら、食らい尽くからなぁ!!!」
生徒は恐怖で震えている。女子の中には泣き出す生徒まで出始めた。
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