12人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
先生は泣き出す生徒を見て、不気味な笑みを浮かべた。
その時
「昭和の学校じゃね~んだぜ・・・マジふざけんなって。」
一人の男子がいきなり席を立った。とんだ命知らずに違いない。
まさかのオッドアイだ。
彼は今ここで先生に反抗すると、人気者になれるかもしれないという考えで先生に反抗する事にしたのだ。
「てめぇも、死にてぇんだーなぁ?」
先生は一瞬でオッドアイの前まで移動すると、胸ぐらを掴んで宙に上げた。
「ちょ、待っ」
ズガァァァン・・・
オッドアイは喋り終わる前に後ろのロッカーに吹き飛ばされた。
そのために、オッドアイの吹き飛んだ辺り一帯のロッカーは跡形もなく潰れている。
オッドアイも意識がなく、血まみれでぐったりしている。
もはやその状況に女子は全員泣き出していた。
「ここのクラスはナメた奴が多いなぁ~。 おい保健委員、その二人さっさと連れてけや。」
そう言われて保健委員がすぐさま二人を保健室へと運んだ。
ちなみに、先生は女だ。
最初のコメントを投稿しよう!