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4月5日23時59分15秒
…もう少しだ、もう少し
36秒
…あとちょっと
59…0!!
「よっしゃゃあ~これで俺は16歳アーンド高校生、きっと素敵な出会いが…」
するといきおいよくドアが開いた。
「うるさいぞっ、クソ兄貴」
「うるさいよ~お兄ちゃん」
こいつらは双子の弟と妹、貴弘と麻衣
2人とも中学生だ。
ちなみに僕は氷見岡 流(ひみおか りゅう)
たぶん普通の高校生だ「ごめん。もう寝るよ」
翌朝
「寝過ごしたやっぱり早く寝ればよかった~」
はぁ、はぁ。間に合った
時間は8時33分
ギリギリセーフである
担任発表に何かの陰謀を感じた
「これも何かの運命ね~流ちゃん」
「ちゃん付けはやめてよ、おか……先生」
担任の氷見岡先生は僕のお母さんです
絶対裏で何かしたんだ
後ろから椅子を軽く蹴られ振り返る
「よう、流。俺達また同じクラスだな」
彼は竹内 亘(たけうち わたる)
中学校からの腐れ縁だ
「ほんと、腐れ縁だよな」
「お前部活何にするか決めた?」
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