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【能力者が100人になりました。真実のカードを手にするためのsecret battleを始めます。ルールは他の能力者を倒し、最後に残った個人、またはチームの優勝者がカードを手にいれることができます。では、健闘を祈ります】
「いよいよ始まるんだ。最初はお前達を倒すか、な!」
赤髪は両手で火の玉を作っていた。
「防ぎきれない……」
「僕がやります」
「君はまだ能力を」
「大丈夫です」
「この戦いはイメージをつかう。能力に合わせて使いこなすんだ」
小柴がすがるように助言を述べる。
巨大な火の玉が二人を襲う。
しかし、少年は立っていた、氷の盾を構えながら。
「少しはやるな。でも俺の火は氷の盾ぐらい溶かせるんだよ」
赤髪が散らした火の粉が一斉に襲ってきた。
しかし、火の粉は盾の前で消える。
「な、なんで溶けねぇんだよ。あいつは氷の能力者だろ」
武器をイメージ。
流の手に一本の太い棒が現れる。
もっと鋭く。
すると、如意棒の先に冷気が集まり鋭い刃先がでてきた。
「なんだ、それは」
「貴方を倒す武器です」
【モード ランス】
「笑えねぇぜ」
赤髪が火を身体にまといながら突っ込んでくる。
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