第4章 失明

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第4章 失明

2年前、バス代をけちって歩いて帰っていたとき、ふらふらした犬が道路に向かって歩いていた 僕は声をかけて誘導するように道路から遠ざけた。あと少し遅かったら、ひかれていたかもしれない この犬は柴犬のような感じで、中型~大型犬といった大きさだが、病的に痩せていた そしてこの犬の目を見て、ふらふらしていたことや道路に向かったこともわかった
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