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リュアルマーニ・パレ・スタナ。
赤い髪をして、
赤い服を着て、
赤いペンダントを付けて、
白い瞳をした⑭才の少女が今飛び立つ。
《朝》
リュア『ちっさ!!』
リュアの母(マナス)『大丈夫よ、直に大きくなるわ。』
リュア『でも、みんなが最初は西瓜ぐらいだったって言ってたのになんで私の使い魔は林檎ぐらいなの!』
マナス『私の時は苺ぐらいだったわよ。』
リュア『ん、じゃあいいや』
上目遣いで言った。
そしてリュアは自分の家の庭へ行き、ホウキに跨った。
マナス『みんなに宜しくね、それとこれ!』
赤い瓶を窓から投げてきた。
リュア『ありがと!』
赤い瓶には飴玉がギリギリまで入っていた。
リュアは赤い瓶を黒いバックの中に入れて母に言った。
リュア『行ってきます。』
マナス『風神よリュアルマーニの行き先に風を回せ、ウィッシェル!』
その途端にリュアのスピードが一気に上がり海の方で飛んで行った。
リュア『お前の名前何にしようか?』
使い魔に問い掛けた。
使い魔『僕の種類の使い魔は生まれたらすぐ決まるんだよ、で僕はパルマだよ。』
リュア『じゃあパルマ宜しく。』
パルマ『宜しくご主人様』
リュアの心は恐ろしい程に言いたかった「ここはメイド喫茶か!!」
リュアはパルマと話しながら《時の町クロックタウン》を出た。
リュア『次はカナリーに行くわよ!パルマ!しっかり掴まっててね!』
パルマ『はい。ご主人様♪』
リュアが目指すのは《金糸雀の街カナリー》友を探しに行った。
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