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~数時間後~
俺はあてもなく、ただ街を放浪していた。
事件のことを調べるにしても、資料は警察に没収されていたので、どうしようにもならない。
だから、今までの生き抜きついでに街をぶらついていたのだ。
でも、いざ街をぶらついていても、何処にも寄る店がない。
ゲーセンには行く気になれないし、食欲は沸いてこない。
すると、俺の歩いている方向から、見慣れた人影が近付いている。
段々形がはっきりしてきた。
その影は……晃達だった。
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