秘密

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皆と別れたその夜、俺はベッドに横たわっていた。 今はとても嬉しい気持ちでいっぱいだった。 「随分嬉しそうね」 隣で俺の横たわってる姿を見ていたゆいが、言ってきた。 どうやら、感情が顔に出ていたらしい。 「お前が言うと皮肉にしか聞こえないな」 「すいませんね。昔からこんな性格ですから」 半分開き直りかよ……。 どうしようもないなこいつ。 その時、頭の中にある疑問が浮かんだ。
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