秘密

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図書館に着いてから、空いてあった席に座った。 そして、俺達の話し合いが始まった。 ~お昼前~ 色々と話してみたが、やはり何も分からなかった。 「……ふぅ。少し休むか」 晃が溜め息を吐き、席を立った。 「疲れた~」 渚紗が大きく伸びた。 「悪いな……俺のためにここまでしてくれて」 一緒にいてくれるだけでもありがたいのに、ここまでしてくれるなんて…。 「いいってことよ!! それに、私達仲間なんだから」 そういえば、そうだったな。 渚紗の顔が、珍しく真剣な顔だった。 「そうだな…。よし、昼からも頑張るか!! 」 気合いを入れるように、俺は言った。 その時、後ろに人の気配を感じた。
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