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『ティンク!起きるんだ!』
ティンカーベルは、ビックリして跳ね起きました。
『またウェンディ達がさらわれた!』
それを聞くとティンカーベルはまたベッドに倒れました。
そんなのあたしの知った事じゃない。とでも言わんばかりです。
『お願いだ!力を貸してくれ!』
ティンカーベルはチラッとピーターを見ました。
やれやれと言って、ベッドから這い出ました。
『暗闇を照らしてくれ!』
眩いばかりの光が暗闇を照らしました。しかし、ウェンディ達が連れ去られ、結構な時間が経っていたので、その日ウェンディ達を乗せた船を見つける事が出来ませんでした。
『ウェンディ…ジョン…マイケル!無事でいてくれよな!』
天にそう願うと、ピーターは家に帰りました。
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