花 雪

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君と初めて会ったのが桜が舞い散るなか兄貴達の紹介だった。 君と僕は、桜の木にもたれて話をしてた。 桜の雪が降ってるみたい、 と君は、言った。 僕と君が桜の雪の中にいる。 君ははしゃぐ子供みたいな顔をしている。 そんな君が好きだ。 僕は君に惚れてしまった。 わざと桜の花びらを集めて君の頭にかけてみた。 僕達は他の人から見るとカップルみたいだろう。 僕達は他の人から見るとはしゃぐ子供みたいだろう。 僕はそれでもいいと思った。
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