first love

一目惚れ

社長に呼び出され、事務所に戻った俺は焦っていた。

やばい、どうしよう…。

生まれて初めて感じた、ドキドキ感に戸惑う。

俺は、少女漫画の主人公か！

なんてわけのわからないことを思いながら、事務所奥の社長室のドアをノックする。

「どうぞ。」

奥から聞き慣れた男の声が聞こえ、

「失礼します。」

と、ドアをあけて中へ入った。

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