初恋のキミ

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帰りも、夜空が気をきかせてくれた。 彼女をまた助手席に座らせ、 実家に歩いて帰るには遠すぎるコンビニで降りて、 俺と彼女をふたりきりにしてくれた。 夜空に感謝しつつも、 俺は緊張で頭が真っ白だった。 …電話番号を聞くのがこんなに大変だとは。 何も話もできず、あっというまに彼女の家にたどりついてしまった。 .
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