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ノイズの走りだした景色
記憶の奥の奥に消えた君の姿
楽しかった記憶の断片
たくさんの緑の中のベンチに
私と貴方が二人だけ
たくさん積み重ねた愛の言葉も
貴方を思う私の心も何も変わらなかった
でも貴方は告げる『さよなら』と
深い闇に叩き付けられた私の心
抜け出せずにいた暗闇から
どんな言葉も偽りに聞こえ
前を向いて歩く事さえできず
太陽の光でさえ私の心は照らせなかった
でも今私は二つの腕にしっかり包まれている
たくさんの言葉に励まされ
前を向いて歩く大切さを知り
太陽よりも温かい光で私を暗闇から救い出してくれた
貴方の側にもきっと光が…
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