破天荒

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無事式を終え、指定された高等部の校舎裏に向かった。 おそらく、一対多数… まぁ、なんとかなるかな? 「よ~前川ぁ… 卒業、オメデト。 晴れて高等部だな」 校舎裏に着いた瞬間言われた、蒼牙の言葉。 案の定、複数の笑い声が聞こえてきた… 「ありがとよ…先輩 さぁて、用件はなにかな?」 「用件はなぁ~ オレの事を豚って言ったお前に、土の味を教えてやろうと思ってな…」 「土の味?なるほどな。 オマエ、豚は豚でもイベリコ豚か。 トリュフ掘り出した時に、良く土まみれになってるからなアレ…」 そう言うと、蒼牙の鼻息が荒くなった。 オレもこれから始まるだろうケンカに備える… 「オイオイ、豚のマネしろとは言ってねぇぜ? ブヒブヒ、ウッセェんだよ!デブッ!」 「黙れ!!このカス野郎!!! みんなッ!行くぞ!」 一人のオレに対して、同時に3人襲いかかってきた!!
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