第6章~るったん初めての××~

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      『れぇたぁああああ!』 悲鳴。 否、絶叫だろうか? 耳元で叫ばれて 俺は危うく鼓膜が破れるかと思った。 『…んだよルキ…』 だるそうに起きると ルキが心配そうな顔でこっちを見て来る。 『どうした?』 頭を優しく撫でながら聞いてみると 『れぇた…かおいろわるい…ぐあいわるいの?』 泣きそうな顔で返された。 そういえば 昨日から体調が優れない… 気のせいだと思っていたが どうやら熱っぽいようで。 糞作者が…久々に更新したと思ったらこういう仕打ちか? (作者:ネタ切れなんだよ布;;余計なこと言うな;;;) とにかく 俺はどうやら風邪を引いたらしい。 それも結構重症。 『あ"ー…だりぃー…』 ごろん、とまたベッドに沈むと、ルキが俺の隣りに潜り込もうとした。 俺はそれを止めると 『待て。お前、今日からしばらく近寄んな。(風邪うつると困るし)』 そう言ってルキを部屋から出した。 『ふぇ…れーたぁ…』 部屋から出されたルキは どうやら泣いてるらしかったが 俺はそんなことを配慮する余裕もなく ただ重い瞼を閉じた。 .
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