はじまり

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真っ青な姉ちゃんの顔と震えた様な声。 明らかにあの時、おかしいとわかっていたのに……。 僕は後悔と自責の念で泣き崩れた。 僕がもうちょっと大人で、ちゃんと姉ちゃんのそばにいたら……。 そんな想いが頭をよぎる。 泣いている僕を父は優しく抱きしめてくれた。
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