第1幕~ユリア~

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『美しい…何度見ても美しい…』 この壁から女をのぞいている変質者?は、第38代南斗孤鷲拳伝承者・シン。 壁から覗いてる相手は…南斗聖拳最後の砦、南斗最後の将・ユリア。 『ユリア…いつ見ても美しい…しかし、今はケンシロウの恋人。親友のケンシロウだ、間違いなくユリアは幸せになる!ユリア…影から見守るぞ…影から…壁から…』 そこに、 『よぉ、兄弟!いつも変わらず、壁からだな!クククク…』 シンをからかう男の名はジャギ。極悪非道なわりに、北斗4兄弟の一人。 『ジャギ、貴様のような邪道な奴にはわからぬ事。ケンシロウならユリアを幸せにできる!』 『相変わらず弱い奴だ』 『何?』 『今の世の中、悪こそ正義よ!』 『黙れジャギ。帰れ』 『チッ、つまらん男よ!』 ジャギを追い返したシン。だが、徐々にシンの『悪』の心がでてきはじめるのだった…
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