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『美しい…何度見ても美しい…』
この壁から女をのぞいている変質者?は、第38代南斗孤鷲拳伝承者・シン。
壁から覗いてる相手は…南斗聖拳最後の砦、南斗最後の将・ユリア。
『ユリア…いつ見ても美しい…しかし、今はケンシロウの恋人。親友のケンシロウだ、間違いなくユリアは幸せになる!ユリア…影から見守るぞ…影から…壁から…』
そこに、
『よぉ、兄弟!いつも変わらず、壁からだな!クククク…』
シンをからかう男の名はジャギ。極悪非道なわりに、北斗4兄弟の一人。
『ジャギ、貴様のような邪道な奴にはわからぬ事。ケンシロウならユリアを幸せにできる!』
『相変わらず弱い奴だ』
『何?』
『今の世の中、悪こそ正義よ!』
『黙れジャギ。帰れ』
『チッ、つまらん男よ!』
ジャギを追い返したシン。だが、徐々にシンの『悪』の心がでてきはじめるのだった…
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