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物語の始まりは私が高校一年の頃…
私のクラスにはT君という、ブサイクを絵に描いたような男の子がいました。
その男は全身が毛だらけ、繋がった眉毛、バスケットボール並の顔のデカさ…、桃太郎電鉄にでてくる
キングボンビ~の様な顔をしていた
さらに…オタクでありながら自称プレイボーイ…
そんなやつとこの先関わる事は無いだろう…と普通の高校生活は満喫していた
ある日、教室で私が友達と、学校帰りに女の子と遊びに行く話をしていた時…
席が後ろだったT君が さりげなく 大きな顔面を乗り出してきた…
これが私達とT君との、5年にわたる喜劇(悲劇)の始まりだった…
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