孤独の街

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コンコン 木でできたドアにノックすると、二階から一階までおりる足音がした。 「はい…」 ドアから出たのはこげ茶の長い髪をし、赤い縁の眼鏡をした可愛らしい少女であった。シャロンよりも2歳ぐらい下だろう。 「泊まる所を探してるんだけど、人が見あたらなくて。もしよかったらこの家に泊まらせてくれないかな?」 その少女は旅人がそんなに珍しかったのか、少し驚いた様子だったが、すぐ笑顔になりその家に招きいれてくれた。
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