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「彩!!何で人を突き飛ばしたりするの!!!」
「私は、悪くないもん!!!あいつが悪いもん!!!!」
「彩!!!嘘はいけません!!」
「嘘じゃないってば~!!!」
彩は泣き出してしまった。
「彩!!泣いてもダメ!!」
「お母さんなんて何も分からないくせに!!」
「彩!!」
パシンッ!!!
涼は思わず彩を叩いてしまった。
「あ、ごめん…。…彩…」
「うぁ~ん!!!お母さんのわからずやー!!!!」
そう言って彩は玄関を飛び出した。
「彩!!……うぅ…彩ぁ…ごめんなさい…うぅ…」
分かってあげたいのに分からない悔しさで涼は静かに涙を流した。
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