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学校で給食の日はパンを残す。
怪しまれるから、半分。
下校途中にパンを食べる
夕食までおやつがないから。
私の学校での評判は最悪だった。
だらし無い、いじめっ子
気が強いなど。
明るく、すきをみせないように振る舞っていた。
自分以外は全て敵だと。
臨海学校、修学旅行は楽しみだった。
鬼婆から離れられるから
甘かった。
きちんと用意しても何かしら抜かれていた。
しおりや、靴下、ハンカチなど。
参観日などは来ない。
父親にばれるのが嫌だったんだろう。
ランドセルから、お知らせの紙を捨てられてた。
だから、渡す事もできない。
次の日に担任が参観日に来てない子供に手を挙げさせた。
いつも私だけ。
なんて残酷だろうと思った。
よく水着を切られた。
その度に職員室に行って縫って貰う。
壁に出っ張りがあり、そこで切れたと嘘をついた
私は鬼婆が怖くて素直に言えなかった。
学校で嫌われるのも分かる。でも、私がやった訳ではない。
鬼婆は小学校の卒業式にも来なかった。
前日に言われた。
『あんたの母親じゃないから』と。
少し期待した自分が嫌いで醜いとさえ思った。
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