地獄へのスタート

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三人家族の生活が始まり鍵っ子は卒業した。 父親が離婚、再婚とそんな現実的な事はなにもかも分からない。 ただ、母親の話を彼女が出て行ってから、一度も話た事がない。 地獄の日々が始まったきっかけは、今でも鮮明に覚えている。 その日は、近所の書店に母親と行った。 好きな本を買ってくれると言うから、嬉しくて。 単純なこのような事は今までなかったから。 結局ほしい本がなかった その様子を見ていたママが一言。 『お母さんが買ってあげるから、遠慮しないで』 って。 その時、はっとした。 この人はママだけどお母さんじゃない。 私は自宅まで無言だった 小さい頭がパニックに。 自宅に帰宅するとママが泣いた。 『私が買ってあげるって言ったのに』と。 次の瞬間父親から 『お母さんに謝りなさい』さらに平手打ちされた 何故叩かれたのか? 何故謝るのか? 意味が分からなかった。 私が父親に対してこの時程遠くに感じた事はない 後にも先にも。 次の日からだった ママが豹変したのは。
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