~幼い心・消えない傷~

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~幼い心・消えない傷~

小学三年のある昼下がり私は父と母の喧嘩しているのを見てすぐに隣の家のラファエル君の家に行きました、ラファエル君の母は、私の家の状況をしり優しく向かえ入れてくれ、夕方まで遊び家に帰ると家の中に母の姿は無く、怒りを押さえる父の姿が目に写りこの状況が解らない私は裸足で家を飛び出し、泣きながら母の姿を探し始める私の姿を見た父は私ん抱きしめ 『ゴメン』 と一言つぶやき私を抱きしめました。 母は父と喧嘩し家をでたのです、 母が居なくなり数日が過ぎました、私は母の居ない寂しさで学校以外家を出ることなくなりました。 姉が学校から帰り夕ご飯を作り、兄は部活から疲れて帰り、父の帰宅を待って夕ご飯が始まります。 仕事で疲れた父はお酒を飲んで酔うと私達に母が出て行った事の怒りをぶつけ、グラス投げたりテーブルを叩いたりする父から姉は必死で守ってくれました。 ある日電話がなり私が取ると、その電話は母からでした、母は 『今から向かえ来るから荷物をまとめなさい』との事で、嬉しさのあまり私は荷物をまとめ母の向かえを待ちました、姉が帰宅しその話しすると姉は、 『行ってはダメ』 と、私の荷物奪いました母に会いたい私は荷物を持たず外に出て母を待ち 母と一緒に家を後にし母と話しをしましただが突然話し母は私に 『一緒に死のう、もう楽になろう』 そう言い車を海まで走らせました。恐くなった私はすぐに車を飛び出し近くの叔母の家に駆け込み助けを求めたのです。それ以来、母からの電話はなくなりました。 私の心に消えない傷を付けた母を恨み1年が過ぎ私は小学四年生になりました。image=38679602.jpg
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