最初の出来事

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「何?どうしたの?」 「部屋に来ちゃったみたい。」 「えっ、霊⁉」 「うん…。」 「マジで❗わかるの⁉」 「うん…。」 言われてみると何か空気が重苦しい気がした。 ただ霊感のない俺は、恐怖はあったが何も感じなかった。 それより彼女の方が心配だった。 「大丈夫?」 「……私の体に入っちゃったみたい…。」 その言葉で鳥肌が立ったが 「マジでっ⁉冗談だろ⁉」 俺はあり得ない状況に少し疑っていた。 するとマミが 「こっちの肩さわって。」 と言ってきた。 彼女の肩を触ると、右肩だけパンパンになっていた。 俺は一気に凍りついた。
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