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高校にあがったばかりの15歳のとき
交通事故にあった。
名前は和則という。
和則の事故の傷はひどくて手術
する際に麻酔を大量に使った。
その結果和則は痛みを感じない人
になっていた。
和則は病院を無理に退院した。
和則は生き甲斐をなくしてしまった。
なにかをするわけもなく一人が
多くなった。
始めの方は友達がお見舞いに
きてくれたりもしたが
半年、一年とたつとさすがにこなくなった。
和則は寂しかった。テレビをみても
いまどきの自分達はこんなことを
したりしてるのかと眺める
だけでできない自分が悔しかった。
自分を恨み始めた。
あんな事故さえなければ。
医者がもっと麻酔を減らしていたら…
考えだしたらきりがない。
でも考えずにはいられない。
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