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慣れもだんだん出て来て
いい加減、恐怖よりも眠気が勝りウトウトしてたんだよ
もう寝れるって思った瞬間に聞いたこともない低い男の声で
「…○○○」(○は祖母の名前)
ってはっきり耳元で聞こえたんだよ
一瞬自分の耳を疑った
気のせいなのかもしれないけど
耳に息がかかったんだよ
窓は閉めていたし、ピンポイントで耳の中だけに風が吹くのは有り得ない
声が聞こえた瞬間、反射的に目を開けてしまったんだ
一瞬しか見なかったけど視界には誰もいないんだよ
しかもベッドの横には大きな机があるため
かなり変な体勢にならないと私の耳に息を吹きかけれないんだよ
もし変な体勢になってたとしても机が邪魔して必然的に寝ている私の腰の辺りに足がないと無理なんだけど
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