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志貴さまが着替えた私を呆然とただ見つめてきます
私は顔から火が出る思いでした
翡「志貴さま…あまり、そのまじまじと見ないで下さいませんか」志貴さまの視線に耐えられなくて思わずそんなことを言う
志「あ、ご、ごめん!翡翠があまりに綺麗だったから」
そんなこと言われると恥ずかしさで顔を合わせられないじゃないですか
恥ずかしさで顔を僅かに背けました、けど嫌な気はしません
志貴さまにそう言って頂ける事を私は喜んでいるみたいです
志「嬉しいよ」
翡「はい?」
志「翡翠嬉しそうに笑ってるじゃないか」
自分でも知らない内に私は笑っている事に気付きました
ああ
この気持ちは長らく忘れていたような気がします
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