12月28日

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翌日、母は布団から出れずにいた きっと眠れない日が続いたのであろう 私とノブちゃんは一日中母の傍についていた 母を元気づけようと、卵焼きを作った よく父のお酒の肴に作っていたものであった 得意そうにフライパンを動かすのは良いものの、実は卵焼きしか作れないのだ 力無く母は笑顔をくれた 「お母さん疲れてるんやわ。ゆっくり休ませてあげよう」 ノブちゃんは 私の肩をそっと叩いた 嵐の前の静けさであった まさかあんな事になるなんて、私は夢にも思っていなかったから
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