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「ねぇ…。神様っているのかなぁ、神様はこの星空の上で私を見ているのかな？」
「神様なんていねぇよ」
「なんでそう思うの？」
「だって神様がいるなら世の中こんな不公平なはずないさ」
「そうだよね…。たくちゃんはつらい思いしてきたからね…」
私はたくちゃんが神様を信じない理由を知っている。親の虐待。母親が死んでからたくちゃんのお父さんはたくちゃんに虐待をしている。
「同情するなら、愛をくれ！」
たくちゃんが無理矢理笑顔を作っているのくらい私にだってわかってる…。
「なにそれ」
私も無理矢理笑顔を作った。
私は神様いると思うなぁ。だって私はこうやってたくちゃんと一緒にいれるだけでうれしいもん。これもきっと神様のおかげなんだと思う。
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