第二序章~真央のstory~

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やった!やっぱり神様いるんだよ!たくちゃんと一緒にいられる!これでもっとたくちゃんと仲良くなれるかな…。 「ただいま」 「おじゃまします」 二人は二階にあがった。 「ここがたくちゃんの部屋ね」 「ありがとう」 「私の部屋は隣だから」 「あ、そう」 「なによ、その興味なさそうな返事は」 たくちゃんが私の家に住み込んで一週間が経った頃。私はたくちゃんに気持ちを伝えようと決めた。 もう、この気持ちおさえきれなかった…。 「ねぇ、たくちゃん?」 胸がドキドキする。 「ん?」 部屋でベッドに二人座った。 「いつから私のこと好きなの?」 何言ってるの私…。私こんなこと言うために話しにきたんじゃないのに…。 「は?何言ってんだ?」 「小学生の時からでしょ?」 もう…。自分が嫌い…。なんでこんなことしか言えないの?ただ…、素直に好きって言えばいいのに…。 「ばぁか!」 たくちゃんが大声出した。そうだよね…。私のこと好きじゃないのにこんなこと言われたら怒るよね…。 「やっぱり!図星だ!」 もう…。だめだ私…。自分で何言ってるのかわからない…。ただたくちゃんを怒らせてるだけだね…。
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