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やった!やっぱり神様いるんだよ!たくちゃんと一緒にいられる!これでもっとたくちゃんと仲良くなれるかな…。
「ただいま」
「おじゃまします」
二人は二階にあがった。
「ここがたくちゃんの部屋ね」
「ありがとう」
「私の部屋は隣だから」
「あ、そう」
「なによ、その興味なさそうな返事は」
たくちゃんが私の家に住み込んで一週間が経った頃。私はたくちゃんに気持ちを伝えようと決めた。
もう、この気持ちおさえきれなかった…。
「ねぇ、たくちゃん?」
胸がドキドキする。
「ん?」
部屋でベッドに二人座った。
「いつから私のこと好きなの?」
何言ってるの私…。私こんなこと言うために話しにきたんじゃないのに…。
「は?何言ってんだ?」
「小学生の時からでしょ?」
もう…。自分が嫌い…。なんでこんなことしか言えないの?ただ…、素直に好きって言えばいいのに…。
「ばぁか!」
たくちゃんが大声出した。そうだよね…。私のこと好きじゃないのにこんなこと言われたら怒るよね…。
「やっぱり!図星だ!」
もう…。だめだ私…。自分で何言ってるのかわからない…。ただたくちゃんを怒らせてるだけだね…。
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