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凛子
【――只今運転中なので電話に出ることが出来ません。ぴ-ッと言う音の後にご用件をお話しください。……ぴ-ッ】
「あっ、、あのね…あの返事のことなんだけど…あたしっ【ぴ-ッぷつッツーッツーッ】
切れた…。
恥ずかしいなあ…やっぱ、明日直接言ぉっと。
ばふっ。っとベットに飛込むと、そのまま眠ってしまった。
~♪
「ん゛っん~っ…」
携帯の着信音で目が覚めた。
見ると非通知だった。だけど、あまり気にせず電話を取った。
「…ふぁい??もしもしぃ~??」
《凛子さんでしょうか…??》
「はっ??…はあ…そうですけど…」
《朝輝(あさひ)夏希さんと言う男性の奥さまでしょうか…??》
「いや…違いますけど…??」
《えっ??そうなんですか…??》
「えぇ。貴方は??」
《ああ。申し遅れました。私、西区警察の氷室と申します。》
「警察…??」
《実は、朝輝夏希さんは交通事故でお亡くなりになられました…。》
「な…なっちゃんが…死ん…だ??」
《残念ながら…夏希さんの親族の方の連絡先を聞きたいので署まで来ていただけますか??》
「………なっちゃ…」
バタンっ!!!
しらないうちに家を飛び出してた。
なっちゃんが……!!?
嘘だよ…だって…だって!!!!!
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