凛子

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頭の整理がつかない間に警察署に着いた。 「あっ…あのっ!!氷室さんを…氷室さんをよんでくださいっ!!」 「…かしこまりました…落ち着いて、少々お待ち下さい。」 「はあっ…はあっ…嘘よ…なっちゃん…」 カッカッカッ… 頭を抱えて、うつむく私に 「お待たせしました。こちらが氷室さんです。」 そう言ってさっきの受付の女性が話しかけてくれた。 「凛子さんですか??」 「はい…あの…っ嘘ですよね!?嘘ですよねっ!!?」 「……こちらへどうぞ。」 そう言われ、隣の病院に移動した。 「少し…お待ちください。」 そう言って氷室さんは受付に走って行った。 「行きましようか。」 戻ってきた氷室さんといっしょに廊下を歩いた…。 「ここです。」 そう言われて…案内された部屋に入った。
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