凛子

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「あ。凛子ちゃん、材木の料金表つくっておいて。」 『はい!』 「凛子ちゃーん。ちょっと弁当足りないっぽいから注文しといてくれるー??」 『はぁい!』 「凛子ちゃん、合計金額出してー。」 『は…はぁい!!』 「凛子ちゃん、領収書のハンコどこー??」 『そこに…「あ、あったわ。ごめんな。」 『はぅぅ…(涙)』 凛子の仕事場は建設工事の事務所。 「お疲れ様。今月はよく働いてくれたらちょっと給料あげといたよ。」 『あ…ありがとうございますぅ…(涙)』 「おう!!凛子!!」 『なっちゃん!』 「給料入ったし…その…食いにでもいかねぇ…??」 『えっ??』 なっちゃんの方をみると焼けた肌を真っ赤にして口元を隠していた。
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