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「グワァァァァァァァァァァァァァ!!!」
けたたましい声が響き渡り、今までの静寂を破った。
一瞬の事で、何が起きたのかさっぱりわからない…。
先ほどまでの恐怖など、全て吹っ飛び、もはや本能的に後ろを振り返った。
そんな僕の目に映った光景はひどく衝撃的だった。
醜い皮膚に覆われた生き物数体が、バラバラになってその場に崩れ落ちた。
何これ……
もはや原形を留めていない。
その物体が何だったのかわからない程に、地面は赤黒い液体と肉片に包まれていたのだ。
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