山口派VS中原派

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ここは武蔵野学園高校。 3年の卒業後、学園の権力を握るのは山口のはずだった。 しかし待ったをかけたのが中原だった。 両者は対立し、3年の生徒達は山口派と中原派の2つの派閥に分かれた。 山口「よぉ~、中原さん。随分と我が物顔でこの廊下を歩いてますなぁ。」 中原「いやいや、そちらの方が我が物顔で歩いてますよね。」 山口「なんだと、ナメやがって!もう我慢の限界だ。そろそろ、どっちがこの学園のトップか決着つけないか?」 中原「そっちがお望みならいつでも。」 山口「そうか。じゃあ全面戦争だなぁ!普通の喧嘩じゃあつまんない。ここに刀があるんだよ。てめぇらの分もある。これならわかりやすいなぁ。生き残ったら勝ち、死んだら負けだ!どうする、中原さん。」 中原「望むところだ。じゃあ、今日決着つけるか?先公と後輩どもは俺が帰らせるよ。この学園に3年しかいなくなったら、やりやすいだろ!」 山口「そうだな、じゃあ試合開始は午後3時。俺らは1階を本拠地とし、お前らは4階を本拠地にしろ。いいな、ルールはただひとつ。俺かお前が死んだら終わり。これでいいな?」 中原「依存はない。じゃあ、お互い準備に入るか。刀を渡してもらおう。」 山口「ほらよ。」 中原「よし、では失礼する。」
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