近藤勇

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静かな夜・・。 障子が勢いよく開く。 バンッ! 戸が開いた音がした瞬間、刃が芹沢を突く。 が、致命傷にはならず立ち上がる芹沢。 音を聞き水戸派の浪士数人もかけつける。 立ち上がり身構える芹沢だが、酔いのせいか足元がふらつき、机に足をとられ一時体勢を崩す。 その隙を突かれ芹沢は粛清をされた。 酔った挙げ句、仲間に斬られた哀れな夜だった。 水戸派の人間も数人は逃げたものの、その大半は粛清され、浪士組は近藤一派一色に染まった。 これより隊の頭は近藤勇になり、芹沢粛清以前の功績も称えられ、会津藩より新たな名前も授かった。 新選組 ここに近藤勇と新選組の歴史は始まった。 そして最後の侍集団は歴史の表舞台に名を刻んでいく
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