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第八章
ア「あ・な・た…起きて♥」
蒼「うわっ!!ってまたそれか!!」
どうやらアウロラはこの起こし方を気に入ってしまったらしい…かなり迷惑。
エ「ソウガ君、どうかしたの?」
蒼「何でもないです」
エ「そう…なら良いけど。朝ご飯だからすぐ来てね。」
蒼「はい、分かりました。」
今話して居たのが昨日この世界で始めて出会った人。猪突猛進お姉さん…もといエルザ・マレウスさん。動植物学者兼魔術師らしい
蒼「そういえば、アウロラはご飯とかどうするんだ?」
ア「私は大丈夫よ。蒼我から魔力をもらうから」
蒼「でも、俺は魔力なんか無いぞ。」
ア「大丈夫。使えるか使えないかの違いだけで人は多かれ少なかれ魔力を持っているのよ。」
蒼「なるほどな。さてと」
俺は着替えてエルザさんの居るダイニングに向かった。
エ「おはよう。良く眠れたかしら?」
蒼「はい、お陰様でぐっすり眠る事が出来ました。」
エ「そう、それは良かったわ。じゃあ、ソウガ君も来たし食べましょうか?」
蒼「はい、いただきます。」
こちらに来て始めて食べた料理は本当に美味しかった。しかも、エルザさんが作ったらしい…意外だった。
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