第四章…狭間の迷い子

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ア「今の蒼我は蒼我で有り私でもあるの。蒼我が死ねば私も消える…まさに一心同体よ。」 蒼「なるほど、出てきたりとか出来ないのか?」 ア「出来るけど…疲れるからイヤよ。」 なんてワガママな奴なんだ…と激しく思うが次の瞬間に俺は凍り付いた。 ア「ワガママで…悪かったわね。」 俺の考え筒抜けですか…コノヤロー ア「言い忘れてたけど…私が憑衣した事により、蒼我は3つの力を手に入れたわ。」 蒼「3つの力?」 急にRPGめいてきたなぁと呟く ア「知力と腕力それに武器よ。知力も腕力も常人なんかより全然強くなってるからね。」 蒼「なるほど…では武器は?」 ア「蒼我だけの斧」 蒼「Σ斧っ…剣とかじゃないの?」 ア「そう…斧よ。名前はね【狭間の迷い子】(はざまのまよいご)」 蒼「【狭間の迷い子】」 これが…果てのない旅に出る俺が軽い気持ちで手にした初めての武器 第四章…狭間の迷い子…完
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