743人が本棚に入れています
本棚に追加
ア「今の蒼我は蒼我で有り私でもあるの。蒼我が死ねば私も消える…まさに一心同体よ。」
蒼「なるほど、出てきたりとか出来ないのか?」
ア「出来るけど…疲れるからイヤよ。」
なんてワガママな奴なんだ…と激しく思うが次の瞬間に俺は凍り付いた。
ア「ワガママで…悪かったわね。」
俺の考え筒抜けですか…コノヤロー
ア「言い忘れてたけど…私が憑衣した事により、蒼我は3つの力を手に入れたわ。」
蒼「3つの力?」
急にRPGめいてきたなぁと呟く
ア「知力と腕力それに武器よ。知力も腕力も常人なんかより全然強くなってるからね。」
蒼「なるほど…では武器は?」
ア「蒼我だけの斧」
蒼「Σ斧っ…剣とかじゃないの?」
ア「そう…斧よ。名前はね【狭間の迷い子】(はざまのまよいご)」
蒼「【狭間の迷い子】」
これが…果てのない旅に出る俺が軽い気持ちで手にした初めての武器
第四章…狭間の迷い子…完
最初のコメントを投稿しよう!