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アウロラの今の感情は心底楽しんでいる…もちろん俺でだ。
蒼「行く前に説明してくれ【メビウス】を」
ア「しょうがないなぁ…メビウスはね3つの国からなる世界なの。まず今から行くのは商業国【カーメル】」
蒼「商業国【カーメル】…」
とりあえず、しっかり覚えておこう。これからどうなるかが決まる始まりの場所出し…
ア「さて、まずは衣装変えよ。」
アウロラがそう言った瞬間に俺は光に包まれる…
蒼「いったい、何だ」
光が消えると同時に着慣れていた制服がなくなり変わりに、腕には軽い手甲…脚にも軽い素材の具足に体にはライトアーマーそしてそれらを包むマント。
蒼「まさに旅人だな」
ア「蒼我似合ってるよ。」
蒼「ふぅ~ありがとうよ。」
ア「なによ…その態度は?」
蒼「気にするな」
アウロラと軽く口げんかをしてしまったが…照れ隠しの結果だから仕方ない。
ア「素直じゃないね。」
筒抜けだったの忘れてた。
ア「さて、今度こそ行くわよ。」
蒼「了解」
アウロラが不思議な言葉を呟くと俺の体がまた光に包まれアウロラの空間から消え去った。
第五章…旅立ち…完
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