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第七章
ア「貴方が…切り抜けてね」
?「ねぇ、今の技は何?って言うか君は何者?」
只今…助けた女性からの質問責めを受けている最中。アウロラの声が彼女には聞こえないから俺が一人で対応している。
蒼「ちょっと待って、落ち着いて下さい。」
?「あぁ。ごめん②興奮しちゃって」
蒼「えぇっと。とりあえず、俺は蒼我って言います。」
エ「ソウガ君ね。私はエルザ。エルザ・マレウスよ」
蒼「エルザさんですね。えぇっと後質問されたのは…」
エ「さっきの技よ。あんな魔法とも体技ともつかない技は初めてみた。それと君の斧…神話の光の精霊王の斧にそっくり」
エルザと名乗ったこの女性…はっきり言って関わらない方が良かったタイプの人間のようだ。
ア「蒼我お願い…質問はぐらかして」
蒼「何で?」
ア「蒼我が物珍しげに見られるのがイヤなの」
どうやらアウロラは俺の事を心配してくれているらしい。正直嬉しい
蒼「分かった。はぐらかすよ。」
ちなみに、これは心の中の会話なのでエルザさんには聞こえていない。
エ「ちょっとソウガ君、聞いてるの?」
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